下関競艇場の特徴は?データ傾向や予想する時のコツまで徹底解説!

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全国24ヶ所に存在する競艇場には、それぞれ特徴があるということはご存知でしょうか?

競艇の予想は、各競艇場の特徴や傾向を把握しておくことで舟券の的中率が大幅に上がると言っても過言ではないでしょう。

今回当記事では、『下関競艇場の特徴』について詳しく紹介していきます。

下関競艇場は、山口県下関市に位置する『通年ナイター開催の競艇場』です。

また、競艇選手から最も乗りやすいと声が上がるほどの穏やかなコースということも下関競艇場の特徴と言えるでしょう。

下関競艇場の細かな特徴、狙い目や予想する際のコツまで詳しく紹介していくので実際に、レースを予想する際にはぜひ、参考にしてみてくださいね。

下関競艇場での的中率を上げたい人や、下関競艇場で開催されるレースの舟券をよく購入する人には、今回の記事は特にオススメですよ。

それでは、順に見ていきましょう。

 参考サイト:下関競艇場の特徴と攻略方法競艇5点買いの下関攻略法

下関競艇場はナイターレースの競艇場

画像元:ボートレース下関 公式Facebook

ナイターレースとは、15時頃から20時30分頃までに開催されているレースのことを指し、下関競艇場は、2017年から全てのレースをナイターレースで開催していることが特徴です。

競艇のレースで使用されているモーターには、気温が低くなると出足が良くなる特徴があるので、日が沈み気温が低くなっているナイターレースでは1コースの逃げが決まりやすくなるとされています。

そのため下関競艇場では、日が沈んだ後の後半のレースでは1コースの選手を1着で狙っていくと的中率が上がる可能性も高くなると言えるでしょう。

 

下関競艇場の水面の特徴

 

画像元:ボートレース下関 公式Facebook

続いて、下関競艇場の水面の特徴を見ていきましょう。

下関競艇場の水質は、瀬戸内海の海水を使用しているため、水質は『海水』です。

しかし、下関競艇場では他の海水の競艇場と比べて潮の満ち引きによる影響は少ないとされています。

その理由は、第1ターンマーク側に堤防が作られていて、プール型の水面となっているからです。

また、下関競艇場の水質は海水のため浮力が働くという特徴があります。

そのため、体重の重い選手でも活躍しやすい競艇場と言えるでしょう。

このように、下関競艇場の水面は海水なので浮力があり、潮の満ち引きによる影響が少ないことが特徴です。

ただし、干満差が大きくなる大潮の日の満潮時刻付近には、潮が堤防を越えて水面に流れ込んでくる場合もあります。

その場合には、第1ターンマーク付近にうねりが発生し、まくりを狙った艇のターンが流れやすくなるので注意しておきましょう。

 

下関競艇場のコースの特徴

画像元:ボートレース下関 オフィシャルサイト

次に、下関競艇場のコースの特徴を見ていきましょう。

下関競艇場のコースは以下の点が特徴とされています。

 

・ピットから第2ターンマークが遠い

 

詳しく見ていきましょう。

 

下関競艇場では、スタート前に各選手が待機している場所である『ピット』から、第2ターンマークまでの距離が遠いため、ピット離れの技術に差が出やすいことが特徴です。

ピット離れの技術に差があると、外側の選手が自分より内側の選手のコースを取る、『前づけ』が起きやすくなります。

そのため、下関競艇場ではスタート展示の際にピット離れの様子に注目しておくことが重要です。

スタート展示の際に、前付けがおきそうか、枠なり進入になりそうかまで予想することが出来ればレースの際に有利になるでしょう。

また、ピットレポートに注目しておくことも重要です。

ピットレポートで『起こしがいい』や『モーターの出足が良い』と言っている選手がいたら、前づけを行う可能性も高いと言えるでしょう。

下関競艇場はコース形状に特徴が少なく、コース形状に関して他には大きな特徴はありません。

予想する際にも、よくある『オーソドックスな競艇場』と考えておいて良いでしょう。

 

下関競艇場の風による影響

下関競艇場は、全国平均に比べて1コースの1着率が高く、風速3m以下の場合には1コースの1着率が60%以上にも上りますが、風速4m以上の場合には1コースの1着率が50%前後まで下がるという特徴があります。

これは、追い風の場合でも向かい風の場合でも同様の傾向が見受けられます。

そして、風速4m以上の強い追い風の場合には2コースと3コースの1着率が上がり、風速4m以上の強い向かい風の場合には2コースと4コースの1着率が上がることも下関競艇場の特徴です。

そのため、下関競艇場で予想する際にはレース直前の風の状況を把握しておくことが重要と言えるでしょう。

また、下関競艇場は横風が吹くレースの際にはスタート隊形が乱れやすくなります。

これは、競艇場の構造上、横風がスタート付近で追い風になったり、向かい風になったりすることが理由です。

下関競艇場では、スタートが揃った場合のレースは1コースの選手が有利ですが、スタート隊形が乱れると思わぬ展開になることも少なくありません。

下関競艇場では、強い横風が吹く場合のレースはコースに捕らわれずスタートが上手い選手から狙ってみるのも良いでしょう。

 

下関競艇場のデータ傾向から見る予想のコツ

最後に、下関競艇場のデータ傾向のポイントから分かる、予想のコツを見ていきましょう。

下関競艇場と全国平均それぞれのコース別1着率を以下の表にまとめました。

コース 下関競艇場 全国平均
1コース 61.2% 53.4%
2コース 12.4% 14.4%
3コース 9.5% 12.1%
4コース 9.9% 10.5%
5コース 5.3% 5.4%
6コース 1.7% 1.7%

集計期間:2020年 4月 1日 ~ 2021年 3月31日

参考サイト艇国データバンク

上の表から、下関競艇場のコース別のデータ傾向から以下の3つのポイントが挙げられます。

 

・1コースの1着率がかなり高い

・トリガミに注意しておく

・風の状況に応じて狙いや買い目の点数を変える

 

それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

1コースの1着率がかなり高い

下関競艇場の1コースの1着率は61.2%と全国平均と比較してもかなり高い数値と言えます。

そのため、1号艇の選手やモーターに不安材料がない場合には、1号艇を1着として予想するのがオススメです。

競艇の基本とも言えますが、下関競艇場でも1号艇を1着で考えるのが良いでしょう。

そして、前記したように下関競艇場は1年を通してナイター開催の競艇場です。

ナイター開催の競艇場では、日が沈んだ後のレースに1コースの選手の1着率が高くなる傾向があるのでさらに狙い目となるでしょう。

 

トリガミに注意しておく

ここまでの記事にもあったように、下関競艇場では1コースの1着率が高く、レースの結果も安定することが多く見受けられます。

そのため、下関競艇場では他の競艇場で舟券を購入する時よりも買い目の点数を絞ることがオススメです。

下関競艇場では安定したレースが多いことから、他の競艇場に比べてオッズが低くなることも多く、買い目の点数が多くなると舟券の購入金額を配当金が下回る『トリガミ』が発生しやすくなっています。

下関競艇場で予想する際には、買い目の点数と『トリガミ』に注意しておきましょう。

 

風の状況に応じて狙いや買い目の点数を変える

下関競艇場は、風がレースの展開に影響を与えやすいことが特徴です。

そのため、風の状況に応じて狙いや買い目の点数を変えることが重要になります。

以下の表に下関競艇場の風による影響をまとめました。

風速3m以下 コース別の1着率への影響は少ない
追い風4m以上 2、3コースの1着率が上がる
向かい風4m以上 2、4コースの1着率が上がる
横風 スタート隊形が乱れてレースが荒れやすくなる

このように、下関競艇場では風の影響を考えながら狙いや買い目の点数を変えていくことをオススメします。

レース時の風の状況は、公式サイトの直前情報などから確認することが可能です。

レース時の風の状況によって予想を変化させることで、回収率も高くなるでしょう。

 

 

まとめ

今回当記事では、『下関競艇場の特徴』について詳しく紹介してきました。

下関競艇場の特徴について、もう一度見てみると

 

・1コースの1着率がかなり高い

・トリガミに注意しておく

・風の状況に応じて狙いや買い目の点数を変える

 

以上のような事がポイントになってきますので舟券を購入する際にはぜひ、参考にしてみてくださいね。